モカの味に似たコーヒー?

2013-02-18| テーマ 珈琲のこと, 豆の樹ブログ |

当店に来店され、モカの味に似たコーヒーをと注文されるお客様がいらっしゃいます。
モカ、モカブレンドなどと一般に売られているコーヒーを買われていたお客様だと想像して
当店では、中煎りのコーヒーをすすめています。
そもそも、モカとは、どんなコーヒーでしょうか。
モカとは、イエメンという国のコーヒー積み出し港つまり港町です。現在はほぼ半分近くが
水没してしまって廃港になっていますが、16,7世紀モカ港からイエメン産のコーヒーが
ヨーロッパに輸出されていたので、ヨーロッパでは、コーヒーのことをモカと呼んでいました。
現在、日本に入ってくるコーヒーでモカというのは、イエメン産のモカマタリです。
日本では、モカというと、ブルマン、キリマンと所謂コーヒー専門店の三本柱でしたので、
モカマタリだけでは、まかないきれず、エチオピア産のコーヒーまでもモカとして、
モカハラー、ウオッシュトモカなどと称して販売していました。
でも、モカというと皆さんは、酸味があって、あまり苦くないマイルドな味を想像します。
実は、この味は中煎りに焙煎されたコーヒーに共通する味なのです。
モカやキリマンジャロといった銘柄に、特定された味というのはありません。
中煎りに焙煎されたコーヒーだからこんな味なのです。
モカだとて、深煎りに焙煎したら、苦みの強いハードなコーヒーになります。
コーヒーの味は、焙煎によって決まるものなのです。

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