カルメヤキとコーヒー

2015-10-21| テーマ 珈琲のこと, 豆の樹ブログ |

皆さんは、カルメヤキってご存知ですか?
私が子供の頃、近所の神社で縁日というと、必ずカルメヤキの屋台がありました。
砂糖水を、おたまに入れ直接火にかけて色づいたら重曹を箸に付けてかき回すと膨らんで固まります。
それがカルメヤキです。
重曹を入れずにそのまま火にかけていると、こげ茶色になって、プリンの上に乗っているキャラメルソースになり、
最後は炭になってしまいます。
この過程は、コーヒーの焙煎に似ています。
緑色の生豆を焙煎機に投入すると、最初の数分で白っぽくなって、その後肌色に色づいてきます。
徐々に茶色が濃くなり、こげ茶色が深くなってくると表面に油が浮きだし黒光りしてきます。
焙煎の用語で言うと、ライト・シナモン・ミデアム・ハイ・シティ・フルシティ・フレンチ・イタリアンという
段階を経て最後は炭になります。
この8段階のそれぞれで豆を取り出して、味や香りを確認してみると、1種類の豆とは思えないほど違いがあることがわかります。つまり、コーヒーは焙煎度合で、味や香りが変化するものなのです。
コーヒーを選ぶ時、銘柄で選ぶ人がいらっしゃいますが、それはあまり意味のない選び方だと思います。
焙煎度合にこだわって選んでいただきたいものです。


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